2013年05月16日

5年生に読み聞かせ『ストライプ』

2013年5月16日 5年生の教室で

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『ストライプ たいへん!しまもようになっちゃった』
デイヴィッド・シャノン 文と絵
セーラー出版刊(1999)

 今年度初めての読み聞かせは、5年生。4年生の時は「わあわあ、キャーキャー」とにぎやかだった子ども達だけど、2か月ぶりに会うと少しだけお兄さん、お姉さんになった印象をうける。私が絵本を読む間、誰も、一言も発しない。やはり学年が上がるだけで、心持ちも違うのかな?

 そんな子ども達に読んだのは、他の子の目を気にして好きな食べ物も好きとは言えない女の子が大変な目にあう絵本、『ストライプ』。高学年になると、友達と同じようにしていないと「怖い」と思う子も多いもの。まだそんな雰囲気ではないかもしれないけれど、いずれ横並びを意識しだす時に「自分にうそはつかないで」との気持ちから、この絵本を5年生の1学期に読むことが多い。

 リアルで、ほんの少しだけグロテスクなデイヴィッド・シャノンの絵は、一度見てしまったら目をそらさせないようなエネルギーに満ちている。ストーリーの奇抜さと、それを「魅せる」シャノンの絵にクラスの全員が絵本を凝視していた。終わりのページを読み、絵本を閉じると、クラスのあちこちからため息が・・・。朝の15分を楽しんでくれた模様でひと安心。
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2013年02月07日

5年生に読み聞かせ『びゅんびゅんごまが まわったら』

2月7日 5年生読み聞かせ

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『びゅんびゅんごまが まわったら』
宮川ひろ・作、林明子・絵、童心社刊

  昨日行われた「学年なわとび大会」まで、なわとび、大縄とびをがんばってきた5年生に選んだ本は、遊び場の施錠を解いてもらうために一生懸命「しゅくだい」をがんばる子ども達と校長先生との交流を描いた絵本です。その「しゅくだい」とは、びゅんびゅんごま回し。ただ回せばいいのではありません。「しゅくだい」をだす校長先生は、その数をどんどん増やしていくのです。

 新2年生のこうすけは、1年生の3学期に遊び場で骨折してしまいました。その事故がもとで、遊び場には鍵がかけられています。新しい校長先生に鍵をあけてくれるよう頼むこうすけをはじめとする子ども達。校長先生はびゅんびゅんごまを「まわせるようになったら、たのみもきこうじゃないか」と言います。 ところが、校長先生は、びゅんびゅんごまの数をどんどん増やして回してみせるのです。 こうすけ達はあきらめず、練習を続けます。

 どんな遊びも、スポーツも、練習なくして上達はありません。物語の展開に自分達のがんばりを重ねてくれたのか、真剣に絵本を見つめる5年生。みんなの心が見えるようで、いつもよりていねいに読みました。このクラスは前日のなわとび大会の大縄とびで、クラス新記録を達成したそうです。音楽の世界ではステージの上でライヴの醍醐味を存分に味わう私(合唱をしています)ですが、今日の読み聞かせには、それに似た感覚を覚えました。

 読み終えてからはデモンストレーションです。家で作ったびゅんびゅんごまを、みんなの前で回します。作り方のコツ(対角線をひいて対称になる位置に穴をあける)をかんたんに説明して、見本としてこまをプレゼントしてきました。

 読みに行ったクラスの様子が放課後に聞こえてきました。今日だけでたこ糸がちぎれてしまうほど人気で、すぐに先生の修理が入ったもようです。

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2012年06月21日

5年生に読み聞かせ『おとうさんの ちず』

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 今朝の読み聞かせ担当クラスは5年生。社会科で、日本のあちこちの土地の暮らしを調べていた子ども達です。持って行った本は、ユリ・シュルヴィッツの自伝的な絵本、
『おとうさんの ちず』(あすなろ書房)。地図帳をもらったのは4年生の時なので、地図好きがいれば相当読み込んでいるはずとふんでの選択でした。

 シュルヴィッツさんは、ポーランド生まれですが、戦火を逃れてソビエト連邦のおもにトルキスタン(現在のカザフスタン)で暮らし、その後パリへ移り、その2年後にはイスラエルに移住します。大人になってからご自身のみアメリカへ渡ったそうです。絵本の後でシュルヴィッツさんのたどった道をふり返ろうと、今日は地球儀を持参しました。大きなトートバッグから取り出した直径35cmの地球儀を見て、クラスのみんなは少し驚いたようす。本当は世界地図を持って行きたかったのですが、大きなものがすぐには用意できないため今回は地球儀にしました。

 「ポーランドって、地球のどのあたりにあるかな?」の質問に、やはりいました、地図好きが。ちゃんと「ヨーロッパ!」と答えてくれました。ポーランド→カザフスタン→パリ→イスラエル→アメリカ、とルートを確認した後、私も地図が大好きで、子どもの頃は地図帳を眺めてはシュルヴィッツさんみたいに空想の旅をしていたことを告白してしまいました。
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