2014年10月14日

お気に入りの本『子どもに聞かせる世界の民話』

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矢崎源九郎・編
実業之日本社(1964)

 この本を知るきっかけになったのは、ボランティア仲間がレパートリーを披露してくれた勉強会でのことでした。披露してくれたのは「アナンシと五」というジャマイカに伝わるお話です。その後自分でいろいろストーリーテリングの本を読み漁るうちに、『子どもに聞かせる世界の民話』に収められているお話だとわかりました。

 実際に図書館でその本を見つけて驚いたのは、ものすごく古い本だということ。紙の色が茶色になっているのはもちろん、印刷されている字も小さくて読みにくいんです。ですが、その読みにくさなんてものともしないバラエティ豊かな世界のお話に、大人でも夢中になってしまいます。集められたお話は全部で81編!私が借りた本は、1979年の版でしたが、初版はなんと1964年です。つまり今から50年も前のこと。ですが、今でも版を重ねているようです。その理由はもちろん、おうちの人をはじめとする大人が、子どもに読んで聞かせてあげるため。

 面白いお話がたくさん収められているので、読んでもらうだけではなく自分でも読みたい子どものために、大きな活字で印刷した子ども向けのものも発売されています。元の本のすべてのお話が編まれているわけではありません(42編に厳選されています)が、朝の読み聞かせの時間などに子ども向けの版にも掲載されているお話を語った時は、子ども向けの本を紹介したり、教室に置いてきてあげると自分から手にとって読んでくれるかもしれません。もちろん、聞いたもの以外のお話も。

『こども世界の民話 上』実業之日本社(1995)

『こども世界の民話 下』実業之日本社(1995)



posted by ブリッジ at 09:37| Comment(2) | お気に入りの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月04日

お気に入りの本『ぼくの絵本 わたしの絵本―0歳から6歳までの絵本ガイド』

ぼくの絵本わたしの絵本 0歳から6歳までの絵本ガイド
『ぼくの絵本 わたしの絵本
―0歳から6歳までの絵本ガイド』
石川道子・平田美恵子・湯沢朱実 編/著
プランニング遊(2007)


 尊敬する友人から所属団体へのプレゼントとしていただいて、この本を初めて手にしました。銀座の教文館ナルニア国の情報などで本の存在を知ってはいてもまだ読んでいなかったので、大変ありがたい贈り物でした。

 本と子どもをつなぐ読み聞かせボランティアとして、「大人が感動する本と、子どもの気持ちに寄り添い心にしみこむ本は違う」ということは実際に読み聞かせを始めてしばらく経つと見えてくるものです。それに気がつけば、子どもに出会わせてあげたい本をどうやって選べばいいのか悩む人も多いもの。そんな悩める方に手にとってほしい本がこの『ぼくの絵本 わたしの絵本―0歳から6歳までの絵本ガイド』です。

 読み聞かせボランティアばかりが悩んでいるのではありません。実際には「絵本を読んであげたいけれど、どんな本を選べばよいのかわからない」お母さん、お父さん、そしておじいちゃん、おばあちゃん、保育士さんなど、子どもに関わるほとんどの人の共通の悩みではないでしょうか。

 書店へ行けば児童書コーナーがあり、新刊本は年に数千点出版されています。そんな中、何を選ぶべきか迷うのも当たり前。子どもの感性を忘れてしまった大人には、指針となってくれるこんな本が、本当にありがたいものです。新しいからいいのではなく、子どもの気持ちに寄り添う本とはどういうものかを知ることができます。タイトルに「0歳から6歳まで」とうたってありますが、小学校の読み聞かせに使える本もたくさん掲載されています。
posted by ブリッジ at 15:22| Comment(0) | お気に入りの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

お気に入りの本『かさ』


 絵本は絵を読むものだ、とよく言われますね。この『かさ』のように字のない絵本だと、もう本当に絵を読むちからがないと、楽しめません。小学校の読み聞かせに行くと、ひとつのクラスにいろんな読書歴の子がいるものです。低学年の場合は子ども達に質問しながらすすめたりもします。

 お父さんのいる子もいない子も、赤いかさの女の子の家族を思う気持ちになんだかうれしくなる一冊です。赤いかさの女の子以外にもいろんな発見をして楽しむこともできます。これからの梅雨どきの読み聞かせに、重宝します。

ラベル:本 子ども 絵本
posted by ブリッジ at 11:11| Comment(0) | お気に入りの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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